黒森神楽〜その歴史と信仰
黒森神楽〜その歴史と信仰

企画名:第2回 ふるさと博物館 企画展
    〜黒森神楽国重要無形民俗文化財指定記念〜
      『黒森神楽〜その歴史と信仰』


1 趣  旨    宮古市山口に伝承される黒森神楽が、平成18年3月に国重要
          無形民俗文化財に指定されたことを記念し、黒森神楽および
          黒森神社に関連する資料によってその歴史や信仰を明らかにする。
          黒森神社に関する資料は建武元年(1334)の鉄鉢をはじめ南北朝
          から現代までの権現様が現存し、中世からの棟札や近世の古文
          書など、資料の豊富さは地方の社寺としては驚異的とも言える。
          また、現在も黒森神楽が近世期と変らぬ巡行を続けていること
          から、宮古地方の歴史文化を顕彰する上で柱ともなる存在である。
          黒森神社および神楽の資料を辿りながら、宮古地方の歴史を遡り、
          現在失われつつある民俗文化にせまってみたい。

2 期  間   平成18年5月13日(土)〜28日(日) 開館日数14日間
         午前9時から午後5時まで  休館日5月15・22日(月)

3 場  所   宮古市立図書館 2階 展示室

4 展示資料   権現様(県指定)16頭・鉄鉢(県指定)・山口館遺跡出土密教法具
         黒森神社棟札・黒森権現社幟下書き・牛玉宝印・神楽面・神楽幕
         古文書『南部封域志』『篤焉家訓』『黒森権現書留』『神楽振廻覚帳』
         など

5 講 演 会   日 時  5月21日(日) 午前10時〜11時30分
         場 所  市立図書館 2階 視聴覚室
         テーマ  『黒森神楽の巡行と信仰』
         講 師  神田より子先生 敬和学園大学(文学部)教授
         内 容  黒森神楽の巡行における儀礼や伝承を紹介しながら、
              当地方において昔から身近にあった黒森山や権現様・
              神楽への信仰について解説をいただく。

6          演 目  未 定



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