第38回軽米町郷土芸能まつり

日時:2010年11月28日(日) 13:30〜16:20

場所:軽米町農村環境改善センター

時間団体名演目
1:30〜 開会行事  
1:40〜 山田獅子踊り  
1:50〜 小軽米えんぶり (えんぶり・松の舞・伊勢音頭)
2:10〜 虎舞  
2:15〜 山内神楽 (三番叟・剣舞・諷誦荒神舞)
2:35〜 軽米民謡 軽米民謡(南部荷方節・南部馬方三下り)
2:45〜 高家えんぶり (えんぶり・大黒舞・すだれ)
  休憩 10分  
3:15〜 太神楽  
3:20〜 沢田神楽 (剣舞・権現舞)
3:40〜 ゲスト 匡山会  



匡山会(きょうざんかい) ……
平成十二年に多田流家元 匡山会を設立。東北民謡を中心に、津軽三味線・手踊り・唄のショーを開催している。
  津軽三味線 多田匡宏(まさひろ、匡山)
  手踊    多田ゆかり
  唄     菊池ひろみ
  津軽漫芸  藤崎三平 

山 内 神 楽 ……
山伏神楽は修験山伏たちが地元の神社に奉納してきた神楽で、慶長9年(1604)に山内鎮座武甕槌神社に伝えられたといわれています。30数年前に途絶えていましたが、昭和51年に復活し、児童らへの伝承活動にも積極的に取り組んでいます。

小軽米えんぶり…
えんぶりは旧八戸藩の農耕地帯に伝わる、田遊び系統の豊作祈願のため小正月に行われる予祝芸能です。明治の頃に八戸地方から伝えられたといわれています。何度か中断しましたが昭和30年頃に小軽米青年会が復活させました。現在、小軽米中学校に出向いて伝承活動を行っています。

太 神 楽 ………
伊勢信仰を起源とする伊勢流の神楽で、この獅子頭は、天保年間(1830〜1843)の作と思われます。八幡宮の祭典に御輿の先頭につき、悪を払う道案内として参加し今日に至っています。

山田獅子踊り……
山田獅子踊りは明治二十年頃、部落の青年達に教えられ踊り始められたと伝えられています。しし踊りは青しし(かもしか)の群れ遊ぶ様を表現したものといわれ、当町のしし踊りは幕踊り系に属し、体を幕で覆って、後に鉞、花鳥、野菜等を画いた尻当ての茣蓙(ござ)を垂れ下げて踊ります。  
                          
虎 舞 …………
町内で火災が続いたため天明年間(1781〜1788)に、火防の神として遠州浜松の秋葉山から分霊して勧請することになり、そのご神体を群境までお迎えに行ってそこで舞われたのが虎舞の始まりと伝えられています。

軽 米 民 謡 ……
南部地方の民謡と舞踊は各種あります。昭和46年に「高家民謡」が発足し一時停滞しましたが、平成7年から新たな会員を加え「軽米民謡保存会」として南部地方の民謡と踊りを幅広く伝承しています。

高家えんぶり……
えんぶりは旧八戸藩の農耕地帯に伝わる、田遊び系統の豊作祈願のため小正月に行われる予祝芸能です。大正時代初期に伝来したといわれており一時途絶えましたが、昭和61年から晴高小学校が学校活動にとり入れたのを契機として保存会が結成されました。

沢 田 神 楽 ……
山伏神楽は修験山伏たちが地元の神社に奉納してきた神楽で、沢田神楽は軽米八幡宮宮司の家に伝わる「金剛院流」の系統をくむといわれ、その系統は九戸村江刺家などに伝わっているといわれています。現在は小軽米小学校・中学校の児童生徒にも伝承活動を行っています。


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