大日堂舞楽
大日堂舞楽
日程:2002年1月2日(水)
場所:秋田県鹿角市八幡平 小豆沢 大日堂周辺
交通機関:
JR花輪線 八幡平駅下車 徒歩5分
内容:
▼大日堂は“おおひるめむち神社”の御堂。9間(16m)四方、高さ13間(23m)。この祭礼として、毎年正月2日におこなわれるのが大日堂舞楽。
▼日本に伝わってきたばっかしの古い型の舞楽と山伏信仰が合わさった芸態…だそうです。使われる楽器は〆太鼓と笛。
▼プログラムは…
★朝7時過ぎに、大日堂の近くの天王社でまず権現舞が舞われる。
続いて“西のかく地”というところにあつまり、神子舞と神名手舞が舞われる。
8時半ぐらいから大日堂に能衆(舞手)が集まりだす。
★能衆による舞楽の前に、別の若い衆による「籾押し」という舞がおこなわれる。それから幟旗をもった若い衆がとつぜんかけこんできて屋根裏に幟をなげる。
★しばらくして舞楽の開始。堂の中央にある1間四方ぐらいの舞台で権現舞・駒舞・烏遍舞・鳥舞・工匠舞(ばぢ党舞)・田楽舞・五大尊舞…の順に舞われる。
★お昼前に終了
▼見所は人によって様々でしょう。囃子も舞いも地味ですし、「誰々さんの舞は芸術的だ」といったような感じで見られる部分はほとんどありません。全体の儀礼を通したひとつの行事としてご覧になったほうがよいでしょう。ただ、駒踊・えんぶり・田植踊・神楽・先祓といった芸能のルーツに興味がある方は、感じるものが様々あると思います(実際に関係しているかどうかは知りませんけど)。
※寒いです。屋外にずっと立っているのと同様の防寒対策が必要です。
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